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移住者体験談

黒田 三佳さん/東京都から米沢市へ移住

米沢の「人柄」に一目惚れ

「観光で訪れた際に、出会った人が本当に素敵だったんです」移住のきっかけについて黒田さんはそう語ってくれた。
東京生まれの東京育ち、キャビンアテンダント時代には、海外で生活していたこともある黒田さんが、移住先に選んだのは米沢市。
「米沢は病院や買い物などには不便はしないし、自然豊かで四季の変化も楽しめる。街としてのバランスがすごく良い。何より『人』がいいんです」と笑顔で語ってくれた。


ログハウス風の自宅

自分と対話する時間

米沢にきて、時間にも気持ちにもゆとりができて『自分と対話』することができるようになったという。東京にいた頃は、悩み事や嫌なことがあったら、友達と飲み会をしたり、買い物をしたりと人や物に対して気持ちをぶつけていた。
米沢にきてからは自分と向き合う時間を作ることができた。そういう貴重な時間が持てたのは米沢にきてからだという。

上杉鷹山の「自助・互助」の教え

米沢には米沢藩主、上杉鷹山の「自助・互助」の教えが現在でも受け継がれているという。
雪かきの仕方を全く知らなかった黒田さんが雪かきに悪戦苦闘していると、近所のおじさんが除雪機で手伝ってくれた。慣れない畑仕事も、動物の世話も全てそうだという。自分で努力をすれば、必ずその姿を見てくれていて、力を貸してくれる。
「米沢の人は良い意味でおせっかいですよ」と笑って話してくれた。しかし、密接なだけではなく、適度な距離感にも気を使ってくれる。そういう心遣いも居心地の良さにつながっているのだという。


セミナーの様子

広がる人の輪

黒田さんの新たな仕事も、人とのつながりから始まった。
キャビンアテンダントの経験を活かして始めた英語教室も「うちの孫に英語を教えてほしい」という近所のおばあさんからの相談がきっかけだった。
現在では、山形大学大学院や山形デザイン専門学校で非常勤講師を勤め、面接対策や就職支援といったキャリア開発を教えている。
また、企業や自治体、学校などを対象とするマナー講師や県の家庭教育アドバイザーなど多方面で活躍されている。
人の輪は仕事の面だけではない。自宅裏に広がる『DARAKE農園』は自由参加型の畑。好きなときに訪れて畑の手入れをする。今では米沢市内からたくさんの人が集まって畑の手入れや収穫を楽しんでいる。作業後のティータイムがなによりの楽しみだという。


自宅裏の「DARAKE農園」

子育てに最高の環境

米沢の良いところは、自然や動物に直接触れ合えるところ。自宅の畑でとれた野菜が、朝食やお弁当に並んだり、動物の出産に立ち会ったりという経験は都会ではなかなかできないこと。そういう経験をすることで子どもの心が豊か育つ。「米沢は子育てに最高の場所だと思いますよ」と笑顔で語ってくれた。

●TURNS2013年冬号にも黒田さんが掲載されています。

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